学科紹介
求める学生像
看護職を目指す方々には、人間が好きであること、クラブ活動やボランティア活動などに積極的に参加して、多くの人と関わり、優しくあたたかく豊かな人間性を備えていることを望みます。さらに広く社会や文化にも関心があり、深く追求していく知的探究心にあふれた意欲ある学生を求めています。
受験生に贈る教員のメッセージ 〜心をこめて〜
大学からのメッセージ

保健師助産師看護師法の一部改正により、看護師の育成は4年制大学で行うことが基本となりました。看護基礎教育の根幹にかかわる法改正は実に60年ぶりのことで、看護の世界は大きな変革の時を迎えています。
本学看護学科は島根県下で唯一の4年制看護大学として、現代社会の多様で複雑な健康ニーズに対応できる人材、将来、地域社会の看護活動をリードできる人材を育成することを使命として開学し、今年で11年目になります。開学当時の卒業生はすでに中堅となり、現場のリーダーとして実力を発揮しつつあります。

さて、看護は、あらゆる年代の、あらゆる健康レベルの人々を対象としており、対象となる人の健康の維持・増進、病気からの回復、また、安らかな死への過程を支えるために展開されるscience and artであると定義されています。そのため、看護職が社会の人々の健康ニーズに応えて質の高い看護を提供するには、身体的心理的社会的に統合された存在である人間をより深く理解し、その人の持つ健康問題を洞察し、最も効果的な方法を用いて健康問題を解決していくための知と技が必要となります。
看護学科では、専門職としての看護に必要な高度な知識と技術を効果的に獲得できるよう、シミュレーターや模擬患者を活用したより実践的な教育に力を注いでいる他、グループワークや卒業研究への取り組みを通して、論理的な思考力を培えるようにしています。また、eラーニングのシステムを整備して、主体的で効率のよい自己学習を支援しています。さらには、卒業後も専門職としてのキャリアを積み上げていけるよう、大学院修士課程に6つの看護学の専門コースを設置し、キャリア支援を行っています。
看護学科長 内田 宏美
教育方針

看護の対象となる人間への理解を深め、一人ひとりのニーズを把握し、適切に援助していくことのできる看護師・保健師を目指して学習を深めていくよう指導します。
第1に、幅広い教養や総合的判断を培うために、多くの授業科目を開講し、自由に選択できるようにしています。
第2に、自分で考え、問題を解決していく能力、科学的に追求する能力を育むように、少人数による問題解決型学習を多く取り入れています。
第3に、病院や保健所、社会福祉施設など実際の場面で学ぶ臨地実習に力を入れ、対象者から学び、対象者と共に考え、実践していくことのできる看護職を養成したいと考えています。
教育課程の概要

教育課程は、教養教育科目、専門基礎科目及び専門教育科目の3分野で構成されており、各分野の授業科目が関連性を持ちながら系統的に学習できるように配慮して、一貫した4年間の教育を行っています。
1年次 には、主に教養教育科目と専門基礎科目を履修するとともに、看護学概論などの専門教育科目も履修します。また、週1日は松江キャンパスにおいて教養教育科目の中の共通教養科目を履修します。
2年次 には、主に専門基礎科目と基礎看護学、臨床看護学及び地域看護学の領域からなる専門教育科目を履修します。
3・4年次 には、主に専門教育科目を履修します。特に臨地実習は、教室の中では体験することのできない生きた現場で学ぶものであり、それまで学んできた知識や技術を整理・体系化していく上での大切な授業の一つです。また、少人数のグループによる課題解決型の学習を多く取り入れ、特に4年次には卒業研究を課して、自ら学び問題を解決する能力、科学的に追求する能力をつけることをねらいとしています。
また、教職科目が開設されており、養護教諭一種免許状の取得が可能です。ただし、養護教諭一種免許状の資格取得に必要な科目の履修については、人数を制限することがあります。
また、本学などの大学院に進学し、看護学研究の深奥を極める人もいます。
さまざまな分野での活躍が期待されます。
看護に興味を持ち、島根大学で看護学を学びたいと思っている皆さん、本学科のホームページへようこそおいでくださいました。本学科で教育を担当している私たちから「看護への思い」「若いあなたたちへ伝えたいこと」をメッセージとしてお届けいたします。皆さんの進路選択の参考になれば幸いに存じます。
皆さんとキャンパスでお会いし、看護学について一緒に学べることを願っております。



