「老人看護CNSの可能性を探る」シンポジウムを開催しました。
本シンポジウムは、本学において今年度から修士課程老人看護 CNS コースが設置されたことに伴い、島根県で老人看護 CNS をいかに育成・支援・活用するかという課題について検討し、 CNS の可能性を見出すことを目的として開催されました。県内の病院・施設に勤務する看護師、学部生、大学院生、看護教員など 107 名の参加がありました。
第 1 部は「高齢者ケアのチェンジエージェント“老人看護 CNS ”の可能性」と題して、 3 名のシンポジストの講演がありました。聖隷三方原病院総看護部長の吉村浩美先生より、「 CNS を活用すれば現場の看護がどう変わるのか」をテーマに、なぜ CNS を育成しようとしたか、また CNS の活動の取り組みと現場の様子について講演いただきました。続いて、東京女子医科大学大学院看護学研究科教授の水野敏子先生より、「大学院で老人看護 CNS をどう育てるのか」をテーマに、老人看護 CNS 教育の課題や CNS 教育において特に力を注がれている点について講演いただきました。最後に、松江市立病院看護師長・老人看護 CNS の吉岡佐知子先生より、「老人看護 CNS は高齢者ケアの現場をどう創るのか」をテーマに、倫理的課題に向けた具体的な取り組みや老人看護 CNS としての姿勢について講演いただきました。
第 2 部は「しまねで老人看護 CNS をいかに育成・支援・活用するか」と題して、 3 名のシンポジストと、本学の老人看護 CNS コース責任者である原祥子教授の鼎談が行われました。鼎談では、修士課程老人看護 CNS コースへの入学前から、老人看護 CNS として実践現場で活躍するまでの各段階で必要とされる支援や課題、そして、老人看護 CNS をどのように活用するかについて話し合われました。会場からは、看護管理者の立場からも様々な意見をいただきました。討議の中で、老人看護 CNS を取得するため、そして老人看護 CNS として成長していくために、病院・施設等の実践現場と大学、双方の支援が重要であると再確認されました。



